第1話 「ろーりーのごっこ」
maam: 「あらあら、ろーりー、
今日は牧場ごっこはしないの?」
ろーりー: 「できないよ…。
ボクにはそんなこと…。」
maam: 「えっ、なぁに? どうしたの?」
ろーりー: 「いい〜や、できないよ…。
告白だなんて。」
maam: 「えっ、告白ー!
ろーりー、恋してるの?」
謎の実: 「お困りの様子ですね。
わたしでよかったら
相談にのりますよ。」
ろーりー: 「うわー、おいしそうな
にんじん!」
謎の実: 「にんじんじゃありません。
ハートの実で、“こっころ”といいます。
わたしをその相手に渡せば、思いが通じるのですよ。
そして、ほらほら、葉っぱが出てるでしょ。
恋が芽生える証なんです。」
ろーりー: 「へぇー。ありがとう、にんじんさん。」
maam: 「で、誰にあげるの?」
ろーりー: 「うーんとね、うーんとね。
いないの。
だって、
告白ごっこしてたから…。」
第2話 「なえちゃんが大変なんです!」
マウロ: 「なえちゃん、
芽がでてこないね。」
なえちゃん: 「うん、お日様もいっぱい浴びてるし、
もこひぃにお水もかけてもらってるのに、芽が出てこないの。」
マウロ: 「どっかでつっかえてる
のかなぁ…。」
(のぞきこむ)
マウロ: 「うわー!」
芽が出ました。
でも、あれ、何か変です。
マウロ: 「なえちゃん、芽が、芽が…、出たよ。
でも、ハート形だよ。」
なえちゃんは、いつもいつも大変なんですね。
ふふふ。maamの森には不思議がいっぱい。
きっと、思いを伝えたい人の思いが、
なえちゃんに届いて、なえちゃんがハート形になっちゃったのかな〜。
えーっと。
ハートをつくる、というお題にのってみました。
ハート、恋の芽生え、とひっかけて、ハートから芽をだしてみることに。
こっころちゃんです。
ろーりーには、にんじんにしか見えないようですけど…。
どうやら、maamの森にもバレンタインデーなるものの噂がひろまったようなのですが、
どう間違ったのか、ろーりーは、自分が告白しなきゃって、思ったようです…。
今年は、逆チョコとかいう呼びかけもされていたようなので、
まぁ、いいんですけどね。
思いを伝えたい人が、その思いを伝えればいいのですから♪
それに、ろーりーは、「ごっこ」だったみたいですし…。
あいかわらず、ごっこが好きなろーりーでした。
それから、なえちゃんもハートにしてみました。
このなえちゃんが大きくなると、こっころが実るとか?!(ホント?)
本当に、こっころの木があったら、みんなもどかしい思いとかしなくても
すむかもしれませんね〜。
でも、もどかしさとか、すれ違いとか、そういうのもあっていいのかも。
そういうなかで、自分の思いをちゃんと伝えることをおぼえていくのかなぁ、
と思ったりします。
みなさんは、今日、どんな日になりましたか〜♪
(そんな風習にはおどらされない、って?!)
今日の記事、
そんなハート話で終わるはずだったのですが。
今日が発売日だそうです。
『ニットマルシェ Vol.7』
ろーりーを載せてもらいました。ありがとうございました♪
あみぐるみ手芸部とやらが発足し、ろーりーはその部員に!
部活動の中身は、何だったのでしょうね?
ろーりーのことだから、やっぱり、ナントカごっこしてきたのかしら?!
ニットマルシェは、今回も、あみあみ雑貨がいっぱいで、
いろんなてづくりの興味をひかれる内容になっています。
ぜひ、本屋さんで手にとってごらんくださいね。
あなたのアンテナにひっかかる何か、もあるかも〜♪
こちらのヴォーグのサイトで、立ち読みができました。
ろーりーのページも見られますよ♪