ぱんだもん: 「maam、maam!」
maam: 「なあに? ぱんだもん。」
ぱんだもん: 「みにくま、焦げてた。」
ぽんだもん: 「こんがり〜。」
maam: 「あら、いつの間にか、二人になってる。
だから、マヨネーズの減りが早いわけね。」
ぱんだもん: 「そうじゃなくて、うみー!」
maam: 「海に行きたいの?」
ぽんだもん: 「じゃぶじゃぶー!」
maam: 「遠いけど、行ってきていいわよ。」
ぱ・ぽ: 「そうじゃなくて、海といえばー!」
maam: 「はいはい、うきわね。
でも、夏になると、うきわばっかり作ってるような気がするわ…。」
maam: 「気をつけて行くのよ。」
ぱ・ぽ: 「はーい」
ぱんだもん: 「うわぁぁぁー!」
maam: 「まさか、波が怖いの? うきわしてるのに?」
結局、ふたりは、一日、流木にこしかけて、
波が来るたびに、わーわー言いながら、
海をながめていました。
でも、なかよしなのね、二人は。
というわけで、ほんのちょっとですが、海に行ってきました。
海を見たのなんて、何年ぶり?
波の音。
潮の香。
海の風。
細い小道を抜けて、目の前に突然、ひろがった海。
炎天下での撮影は、なかなかハードでしたが、暑い中、出かけた甲斐がありました。
広い、広い海を前に、とまることなく、打ち寄せ続ける波をながめていると、
自分がとってもちっぽけな存在だと思えてきたり…。
海って、本当に不思議ですね。
ウールのあみぐるみが、少しでも涼しそうに見えないかと思っての、
「今年もうきわを編んでみました」企画でした。
カラフルな色合いも、一瞬ですが、暑さを忘れさせてくれそう、ですよね…?!
日焼けしたぱんだもんたちが、どのような姿になったか、って?
それは、ご想像におまかせします…。
お・ま・け
トビー: 「ほんとに帰らなくていいのかなー。」
あーじょら: 「あ、かもめ!」